苦味のある食品をとっていますか?|健康|広島県廿日市市|放課後等デイサービスつなぐ
みなさんこんにちは、放課後等デイサービスつなぐです。
新しい年のスタート、皆様いかがお過ごしでしょうか。
年末年始は楽しい時間を過ごされたことと思います。
今日は苦味のある食品についてご紹介します。
さっそくですが、最近口にした「苦味」のある食品・飲料はありますか?
ペットボトルの緑茶は飲みやすいように苦味は控えめになっていますし、
苦味は苦手な方も多いのではないでしょうか。
薬膳には食材や生薬を味や働きによって「辛味・甘味・酸味・鹹味(かんみ)」の
5種類に分類し、これを五味といいます。
五味の作用と食べ過ぎた場合の副作用をご紹介しますね。
【辛味】:身体を温め血行を良くする、発汗を促す
摂りすぎると・・精神的に不安定になる、むくみやすくなる
【甘味】:痛みを緩和する、身体に潤いを与える、元気が出る
摂りすぎると・・胃もたれをおこしやすくなる、長期間多量に摂取すると
生活習慣病や糖尿病のリスクも
【酸味】:汗・下痢・咳などを止める
摂りすぎると・・特に害はありませんが、汗をかきにくい体質の人は
摂り過ぎないよう注意が必要
【苦味】:イライラやのぼせを鎮めてくれる、余計な水分を排出する
摂りすぎると・・身体を温める力が弱くなり、胃腸を冷やしてしまう
【鹹味】:塩辛いと感じる味です。硬くなったしこりなどを柔らかくする、
気持ちや熱などを鎮静化させる、便秘解消にも効果的
摂りすぎると・・血圧が上がるリスクがあります
苦味は、適度に摂ると気持ちを落ち着けてくれる効果が期待できます。
特に、緑茶には、他にも「潤いをもたらす・渇きをいやす・目をすっきりさせる
・気持ちを落ち着ける」効果があると言われています。
ただし、緑茶は鉄分の吸収を邪魔する働きがあるので、
食後に飲むのは避けた方がよいでしょう。
温かい部屋でのんびりほろ苦い緑茶でティータイムを楽しんでみませんか?